熟年男の恋はホントに命がけ
予告につられ劇場へ・・ふらり
題名が「恋愛適齢期」、なにか「老いらくの恋」の香りがして入場、
原題カタカナ「サムシングズ・ゴッタギブ」のままなら行かなかった。
当代随一の女性監督ナンシー・メイアーズさん、
彼女の前作「ホワットtheウーマンワォンツ」'00では、
女性による女性のための女性の映画をコッテリと見せられた。
今回もその線かと恐れていたが、全く違った。
「デブラ・ウインガーを探して」の中で唯一登場した
男の映画評論家の言葉を思い出した。
「ハリウッドは間違っている、40~50以上の男は20女との恋を
見たいのでは無い40~50以上の男女の恋愛を見たいのだ。」
この映画は正に熟年50才以上の洒落た恋愛代表作ですゾ
配役が凄い!ヒロインは(ダイアン・キートン)
いいですね、女なら・・・あんな50代 猫も迎えたいものでしょう。
「ミスター・グッドバーを探して」'77で私を魅了してから27年経って、
今だ、体型を維持し、センス抜群、知性ある自立した女性の魅力満開。
ヒーローは我ら熟年の星(ジャック・ニコルソン)そして
もう一人のヒーローに、マトリックスを終えたばかり油乗り乗りの
(キアヌ・リーブス)、これはニコルソンとて、容易ならぬ相手。
この映画、小道具・・・使い方が洒落てる・・・バイアグラにしろ
老眼鏡にしろ あと、今っぽいのはチャットかな。
そうそう!われわれ熟年の優位性は少々の貯えと、経験からくる
抜群の話題ネタと話術でチャットは得意、さらに女性に対する
寛容さと安全性が武器、唯一劣る体力を、文明の利器バ@@グラで
補えば天下無敵・・か?と思いきや、心臓発作が次々起こる。
熟年男の恋はホントに命がけです、ほんと涙がでるほど可笑しかった。
最後の結末は?これは皆さん見てからのお楽しみで・・・・
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