島田紳助がいみじくも述べた「日本の女性は福山雅治に支配されている」と、
某下着メーカーのアンケートによると「ホワイトデーに下着を贈られたい男」
のNO1に選ばれている。
なるほど 我家の女房も、80を過ぎた義母までも、彼の大ファンと聞くと、
女性を支配している言はうなずける。
ふむ~天は二物を与えず というが、神も均等配分作業の手を抜いたのか
福山雅治に与え過ぎている。ハンサム、長身、美声、音楽才能、写真才能、
この映画を見る限り頭も良い、また相当稼いでいるから 金持ちだろう。
往々にして、上の如く全てを持つ男は性格が悪いものだが、彼のラジヲ
パーソナリティー振りと大勢の交友関係から判断するに、なかなか人望も
あるようだ。
そういう私もこの映画を見て、聡明かつ美形な(福山雅治)を見ている内に
彼の魅力に魅き込まれて行ったのです。
私は時々映画劇場には行くが、忙しくて日頃TVドラマを見る機会は少ない、
よって、テレビで人気を得た「探偵ガリレオ」を見てなかったし、
福島主演の数々のドラマや音楽番組を見たことがなかったのです。
TV「ガリレオ」の映画版がこの「容疑者Xの献身」、いやぁ~面白かった!
それはそうでしょう原作が良いですもの、どの作品も読者の期待を裏切ら
ないベストセラー作家、(東野圭吾)の直木賞受賞本の映画化ですものネ。
監督は2004年(唐沢寿明)で大ヒットさせたTV「白い巨塔」の西谷弘さん。
原作が良く、監督が良く、主役がよければ 面白くない訳が無い。
さて内容は ある朝
大田区の公園で浮浪者風の男の死体が発見された。
そして第一容疑者として別れた元妻(松雪泰子)と連れ子が浮かんできた。
しかし母子二人にはアリバイがあった。ガリレオこと湯川学(福山雅治)は
あまりにも巧妙で頭脳的にアリバイがある二人の立場に疑念をもった。
そして母子のアパートの隣に、昔の学友で天才数学者石神(堤真一)が
住んでいることを知り、この事件には彼が関係しているはずと確信した。
数学者石神ならば、完全犯罪をやってのけると思った。
天才物理学者湯川と天才数学者、天才同士の頭脳戦がはじまる、裏には裏が、
さらに、その裏を作る石神の計画は 正に究極の行為であったのだ。
しかしネ、男の深遠な理詰の計画も、女の感情世界には通じないものですネ
ヒロイン女刑事は(柴咲コウ)さんですが、どういうわけか彼女のキャラは
いつも男っぽい、イケメン男優の主演映画に相手役として、いつもひっぱり
だされる、他に女優はいないのかと思われるくらいだ。
オダキリ・ジョーと「メゾンド・ヒミコ」(2005)で
織田裕二と「県庁の星」(2006)で、妻夫木聡と「どろろ」(2007)で
そして今作「容疑者Xの献身」は福山雅治と共演であります。
彼女にも恋人がいるのだろう?が、ホント目移りしないのかネ?
この映画の主題曲は福山の作詞作曲で、柴咲コウが主題歌を歌っている
彼女もミュージシャン、ほんと才能がありますネ
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