明けたと思ったら、もう2月 今年も勝手な映画コメントにお付き合い下さいませ。
今年の姫はじ!否 映見はじめは、何といっても超人気の「君の名は」でしょう。
これ実写でなくアニメですが、なんせ現在までの日本累計観客動員1820万人、
興行収入239億円突破ですもの、まだまだ行けそう、因みに今までのトップ
「千と千尋の神隠し」2001の308億との由だが、「君の名は」韓国、中国でも
大ヒット中で、世界合計なら大トップになるかもしれません。
たかがアニメ!なぜこんなに大ヒットするのか? 子供や若者だけでなく、おじさん
おばさんも見なければ、こんなヒットになる訳がない?謎解きも兼ねて劇場に行った。
ストーリーは東京の高校生(立花瀧)と岐阜飛騨の村に住む女子高生
(宮水三葉)は知らない者同士だが、それぞれ入れ替わる不思議な夢を見た。
しかしそれは夢でなく実際に入れ替わっていたのだ。
二人は会う事が出来ないが、スマホでメールを交換するうち、次第に心が通じ合
った。瀧は三葉に会いたくて岐阜の地を訪ねたが何と!3年前大隕石の落下で
その村人は全滅していたのだ。瀧は夢で入れ替わり、隕石落下前に村人を避難
させようと決心する。
この映画、多少の感動はあったが大インパクトを受けなったゆえ、ヒットの理由は
依然不明である。まぁ推測するに「人は全て赤い糸で結ばれている」。
特に恋人や結婚相手は偶然やはずみではなく、全て神や宇宙摂理レベルの
縁であるというもの、故に大事にせにゃいかん。改めて女房を再認識した次第。
このような感情の連鎖によってヒットしているのかもしれない。
「君の名は」というと1952年の菊田一夫さんの脚本のラジオドラマ、戦中戦後を
舞台にしたメロドラマだが、当時放送時間には銭湯の女湯が空になったほど
ヒットした。1953年の映画も(岸恵子)(佐田啓二)で大ヒットした。
この旧作は正に銀座の数寄屋橋でのすれ違いがテーマだが、このアニメの
二人も歩道橋ですれちがうシーンがあり、はは~オマージュしたなと思いました。
原作、脚本、監督が全て(新海誠)さん一人です、相当な収入が入ると
推察。新海さん6作目のアニメ映画、画面の背景は実際の場所に写実的
であり本当に美しい画像でありました。
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