許せない最近の事件として「AIJ投資顧問」の年金消失事件がある。
AIJは年金の運用に失敗して1200億円の金が消失した。
結果、このAIJ会社に厚生年金の運用を委託していた企業や組合の社員
88万人は年金が減らされることになる。下手をすると勤め先が補填
責任によっては倒産の可能性もあるのだ。
問題はAIJは儲かっています!と損失を隠していたこと。
社長は嘯く「最初からだますつもりは無かった損失を取り戻せる
自信があった」・・・
この事件を見て、映画「ペントハウス」を思い出したので一言
舞台はニューヨーク・マンハッタン、ここにそびえたつ65階の
ザ・タワーは正にアメリカの勝ち組セレブたちが住む高級マンション
である。
セレブたちに究極のサービスを提供し、このタワーの維持管理をする
マネージャーこそジョシュ(ベン・スティラー)であった。
ジョシュはタワーで働くあらゆる部所の使用人の信頼厚く、彼らの
年金をマンションに住むウォール街の大富豪アーサー(アラン・アルダ)
に委託していたが、何と!この投資家アーサーは詐欺師であった。
使用人たちの年金は消失してしまったのだ。
アーサーは嘯く「投資はギャンブルだ、失敗もあるさ」
彼がマンションに莫大な財産を隠しているとの情報を得たジョシュは
自分たちの年金を取り返すべく仲間と共に完全セキュリティーのマン
ションに忍び込んだのだ。 果たして計画は旨くいくのか?
この計画に丁々発止に協力するプロの泥棒に(エディー・マーフイー)
正に(B・スティラー)と米コメディーの2大キングの共演と言える。
(アラン・アルダ)は朝鮮戦争を扱ったTV「M・A・S・H」'72
からの付き合いだが、昔からくせのある役者をやらせたら右に出るもの
がいませんヨ。
監督は「ラシュ・アワー」のブレット・ラトナー
この映画の如く、AIJから金を取り戻す英雄はいないのでしょうか?
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