はげ頭で格好良いスター、ベスト3は?と聞かれたら
1に(ショーン・コネリー)、2に(ブルース・ウイルス)、
3に(ジェイスン・ステイサム)と答える、という訳でJ・ステイサムの
「メカニック」2011に一言。
メカニック=mechanic とは機械工、熟練工、ここから「完璧な殺し屋」という
意味にもなる。しかし只の殺し屋ではない、殺されたことを悟られず事故死、
病死、自殺、通り魔殺人に見せかけ、証拠を全く残さず始末する仕業師である。
まずオープニングで彼の見事な仕事ぶりを見せてくれた。
多分、こんな薄情な世ゆえ、実需もあり実際にこんな職人もいるだろうと
推察する。また昨今の警察の不手際やお役所体質を見ていると、自然死と
された中に、実際は殺された人も多々いるのだろう。
メカニックのビショップ(J・ステイサム)に組織から指令が届いた。
次の標的はなんと!長年の仕事仲間ハリー(ドナルド・サザーランド)を
裏切者ゆえ始末せよというものだった。意に沿わぬが組織からの命令は絶対で
ある。一発で心臓を打ち抜き、浮浪者による「ものとり殺人」に見せかけた。
ハリーの息子スティーブ(ベン・フォスター)は無頼で、血気にはやる男、
父の復讐のために町の浮浪者達を無差別に殺そうとした。彼を放っておけず、
ビショップは彼を助手にして殺人の業を仕込んでいった。
時が過ぎて、組織を裏切りったのはハリーでなくボスの方であったことを知る。
一方、父を殺したのはビショップであることも息子のスティーブに知れた。
ビショップは組織とスティーブと両方から狙われた、結末はDVDでどうぞ。
そもそもこの映画は、今から40年前1973年に(チャールズ・ブロンソン)と
(マイケル・ヴィンセント)の「メカニック」のリバイバルである。
正に私の学生時代でありまして、封切り劇場でシッカリ見ております。
このころブロンソン絶頂期「夜の訪問者」'70「バラキ」'72「狼よさらば」'74
私は大ファンで見まくっておりました。男性用化粧品マンダムは彼のイメージ
キャラで爆発的に売れ、私も愛用してましたヨ。
話を戻して、はげ頭の主役級映画スターといえば古くは(ユル・ブリンナー)、
くらいだったが、最近は精悍でストイックなイメージが好感され増えていると
思います。我々年寄りには朗報であります・・・
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