見てまいりました、アカデミー作品賞、主演女優賞など7部門受賞作品
「恋におちたシェイクスピア」です。やはり受賞にふさわしい作品でした。
歴史上の正に偉人シェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)が、
「恋におちたシェイクスピア」です。やはり受賞にふさわしい作品でした。
歴史上の正に偉人シェイクスピア(ジョセフ・ファインズ)が、
まだ新進作家のころ、創作も生活もスランプに落ちていたが、ある女性
(ヴィネス・パルトロー)と恋に落ちた瞬間から創作意欲に目覚め、
あの「ロミオとジュリエット」を作り上げたとの面白い新説
二人の恋愛がどんどん深まり、愛の言葉、愛の行為を、そのままが
書き下ろしとなって行くのだから、正に迫真の出来となる。
二人の恋愛がどんどん深まり、愛の言葉、愛の行為を、そのままが
書き下ろしとなって行くのだから、正に迫真の出来となる。
芝居の役者達もその恋愛劇にのめり込んで行く様が誠に面白い。
また様々なエピソード、借金の取りたて、精神カウンセリング、ヘビ指輪、
オーディション、どもりの仕立て屋、ちくり少年、ライバル作者など、
オーディション、どもりの仕立て屋、ちくり少年、ライバル作者など、
面白いばかりでなく、全てがその時代の風俗や背景の説明がされていて、
次の話の展開に必要な事ばかりで、むだが無い。
この辺は、脇の「英国」役者達(コリン・ファース)(トム・ウイルキンソン)、
オーストラリアの名優(ジェフリー・ラッシュ)をがっちり固めて旨い。
米国作品映画といえ、やはりシェイクスピアとなると英国人のものだ。
しかし彼女には親が決めた貴族との政略結婚が義務付けられている。
二人は別れの運命、よってこの芝居本も喜劇のはずが悲恋劇と変わる
しかし彼女には親が決めた貴族との政略結婚が義務付けられている。
二人は別れの運命、よってこの芝居本も喜劇のはずが悲恋劇と変わる
とても16世紀の恋物語と思えないテンポの良さで、さすが脚本賞だ
最後のジュリエット役のどんでん返しも見事なアイデア、上演終了後の
観衆の大感動など旨く見せ場を作り時間を感じさせない映画であった。
最後にエリザベス女王(ジュディ・デンチ)の短時間助演賞は単なる
最後のジュリエット役のどんでん返しも見事なアイデア、上演終了後の
観衆の大感動など旨く見せ場を作り時間を感じさせない映画であった。
最後にエリザベス女王(ジュディ・デンチ)の短時間助演賞は単なる
名誉賞かと思っていたら、「全てお見通しのエリザベス1世」を演じ、
シェイクスピアに本物の恋愛劇を作って見ろ!とけしかけたり、
二人の別れを観念さす重要な役どころで、
とても8分と思えぬ存在感で見事な助演女優賞でありました。
とても8分と思えぬ存在感で見事な助演女優賞でありました。
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