私にとって元来、ラブ(ロマンティック)・コメディーは好きな
ジャンル、その中でも女性サクセス・ストーリーものが大好きです。
近年は「プラダを着た悪魔」'06,古くは「ワーキング・ガール」
(1989)などがありましたネ。
という訳で2010「恋とニュースのつくり方」Morning Glory に一言
競争が厳しいテレビの視聴率、特に朝のワイドショーの競争は
凄まじいものがある。日本でも朝ズバ、めざまし イチオシなど
毎朝激しい視聴率の闘いを展開していることが判る。
この風潮はモーニングショーの本場米国から来ており、もっと熾烈。
視聴率競争に勝つためにセクシーな女性キャスターを登用したり、
もはや気象予報士の女は美人モデル、男はコメディアン並である。
ニューヨーク、ローカルTV局で低視聴率のモーニングショー
「デイブレイク」を立て直すべく、若手女性プロデューサー
ベッキー(レイチェル・マクアダムス)が採用された。
( 白状しますが、今までこの女優さん知りませんでした! )
彼女は伝説の報道キャスターのマイク(ハリソン・フォード)を
カムバックさせて起死回生を図るが、彼はあまりにもプライドが高く、
無愛想で、視聴率受けする手法や企画を拒否しつづけ、同席の女性
キャスター(ダイアン・キートン)とも喧嘩になる始末。
いよいよ上司(ジェフ・ゴールドブラム)から視聴率が上がらねば
番組打ち切りを宣告された。
追い詰められたベッキーは寝食を忘れ、考えられるあらゆるアイデア
を実行する。しだいに同局の仲間やマイクも彼女の熱意に引っ張れて
行った。果たしてうまく行くのか?? これはDVDでご覧下さい。
我らのハンソロ船長 ハリソン・フォードは本当に年寄りになった。
その点ダイアン・キートンは齢を重ねて益々知的で魅力的になった。
年のとり方は本人の心がけ次第と自戒する。
それにしても現在、日本の全てのTV番組が、視聴者に迎合するあまり
どんどん軽薄路線にまい進して行く。さらにTVも不況下、広告収入減、
コストダウンのためにギャラの安い「お笑い系」タレントを多用する
結果、どのチャンネルも同じ傾向の番組ばかりになった。
民放レベル低下の比較でNHKが良質に見えるのは私だけでしょうか?
お金も払っているけど、がんばれNHK!がんばれためしてガッテン!
コメント
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