継続は真」というが本当だと思った。
北海道東川(ひがしかわ)町は北海道の屋根といわれる大雪山,
特に最高峰2291m旭岳の登山口。いわゆる麓の町である。
この町から表大雪、北大雪、東大雪そして十勝岳連峰の連なり
が一望でき、その眺めは壮観である。
日本で最初に雪が降る(初冠雪)り最初にスキーが楽しめる山、
町民は山から湧き出る本当に美味しい地下水を飲料している。
その大雪山系の大自然を地元の写真愛好家が半世紀撮り続け、
いつしか「写真の町」の名が付いた。さらに1994年「全国高等学校
写真選手権大会」がはじまった。24年間続いている年一回の大会、
これこそ「写真甲子園」である。
全国から毎年500校以上の応募があり、初戦、地区審査を
勝ち抜いた18校のみ、しかも各校3名一組のみが東川町に来て
3日間の本戦を競うのだ。
関西学園の夢叶、さくら、未来は仲良し3人であるが、自分達らしい
写真を撮りたくて参加した。
東京桜が丘学園は進学校で、部員は翔太一人、廃部寸前だったが
親友大輝と後輩の絢香を強引に巻き込み滑り込み参加出来たのだ。
大会一日目の審査で夢叶たちは(立木儀浩)審査委員長から、
「自分本位過ぎる」と厳しい批判を受け自信喪失状態となった。
一方翔太たちは「視野が狭すぎる」と指摘された。さらに大輝は戦線
離脱状態に陥った。
正に「吐きたいほど辛い3日間」が続く、はてさて大会の結果は?
正直山を撮るのは難しい、私も運転中に山々の美しさに釣られ
時々下車してスマホで撮ってはみるが、写した写真は壮大でも
美しくもないのが殆どである。
地元の(松岡町長)さんや(浜辺元議長)さんも特別参加して
いたが、驚いたのは(紺谷ゆみ子元上川振興局長)さんの堂々
たる審査委員ぶりには驚いた。
主題曲は北海道出身の大黒摩季さん、監督は菅原浩志さん。
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