「時代と共に犯罪も変わる」と言われるが、ネットの普及で犯罪は変わった。
「昔 空き巣 今 オレ・オレ詐欺」 「昔 銀行押込強盗 今ウイルス
操作で不正送金」、「昔 のぞき見、 今スマホで盗撮」
「昔 ニセ口座 今 フィッシング偽サイト」
「昔 車で誘拐 今出会い系サイト」「昔 強姦 今 サイト自殺ほう助 」
昔1979年、三菱銀行に押し入り、客、行員を人質にして金を要求
した事件があった。今なら2018年1月の如く、仮想コインが580億円も
口座から簡単に大金を流出させる時代である。仮想通貨も判らぬが、
ネットで不正盗難出来るのも判りませんがネ・・・
1955年ベレー帽を被った(大久保清)が車に女性を誘い、強姦して
8人殺した事件があり大騒ぎになった。2017年10月の現在は、インター
ネット上で自殺願望の女性を自宅に誘い、9人も殺した座間市事件が
発生、被害者はネットで無警戒でどんどん集められる時代だ。
昔は塀に上ったり、天井に忍び込んで女の裸をデバ亀する族がいたが、
今はスマホに細工したり、隠しカメラや盗聴器を仕掛けられ、それを
ネットで収集し遠隔でのぞき見されたり、不正にネット公開されたりする。
有名女優の裸や不倫が公開されておりプライバシーが侵害されている。
知らぬうちに全財産を盗まれたり、国家の防衛まで侵される時代である。
とにかくこちらは何も知らぬ素人であり、相手はパソコンとネットのプロで
ある、われわれでは防御の手立てが無い!のだ。
という訳でこの映画「サイバー・リベンジャー」2017に一言であるが、
ネット社会における犯罪のひな型である。前に紹介したアナログ的不法
侵入映画「ブレイク・アウト」2012と対局にある映画と言える。
ビジネスジェット機航空会社の社長マイク(ピアース・ブロズナン)は
何としても自社の上場を目指していたが、コンピュウーターネット不具合
が発生した時、修復したPC技師エドの腕を評価して採用した。
しかしこの男はPC専門家であるが、とんだ食わせ者、経歴詐称した
性格異常、薬物常用者であった。不穏な行為に即解雇された。
エドは会社から追い出された腹いせに シャワールームを盗撮し娘の
裸を公開し、妻の病院で、でたらめの診断結果を送信させ妻を失意
のどん底に落とし、マイクの自動車の自動運転システムを操作して
トンネルで暴走転倒させた。マイクの家庭は恐怖のどん底に落とされた。
セキュリティを外し家に侵入し、妻と娘を縛り上げて、いよいよ最後の
犯行に及ぼうとしていた。マイクとエドの死にもの狂いの戦いが始まった。
監督はジョン・ムーア 今までのヒットはダイ・ハード/ラスト・デイ(2013)
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