昨今の米国ハリウッドのアクション映画を見ると,追いつ追われつの
カー・チェイスシーンは欠かせないアクションシーンだ。その場合、
関係の無い周辺の車が巻き添えになって、ぶつけられたり転倒
したりする、更に商店街や人並みに車が突っ込んだりしている。
同じく米国ハリウッドのSF映画を見るとSFXやCGを駆使
してビルや高速道路、橋が破壊され崩れるシーンが見ものである。
よくよく考えてみると、いくら犯人逮捕や正義の戦いといえ、あの激しい
チェイスや戦闘の巻き添えを食った一般市民がかなりいるはずである。
これ問題ないの?なんて、いつも考えていたが・・・
特にアベンジャーズⅡ「エイジ・オブ・ウルトロン」2015でのアイアンマンと
ハルクのニューヨーク市内の戦いは、これぞというほど街を破壊した。
多分相当数の一般人の死者とけが人も出ただろう。
今般の映画「シビル・ウォー」でも細菌兵器奪還とはいえテロの自爆に
よりナイジェリアのラゴス市内のビルが大破壊され、多くの市民が巻き
添えとなり多くの死者が出た。よくいうコラテラルダメージである。
当然、被害者家族や、一般市民、そして外国政府から大きな批判
が出てくる。果たして、今まで正義の味方であったスーパー・ヒーローや
超人たちを厳しく規制し管理すべきという国際法「ソコヴィア協定」が
調印されることになった。
これに対して、アイアンマン、ナターシャ、ローディ、ヴィジョンは国家
管理されることに同意した。
一方、国家管理は危険だ、自分の判断で行動するべきとする
キャプテン・アメリカ、ファルコン、ホークアイ、スカーレット・ウイッチは
調印に反対した。
いよいよアベンジャーズは真っ二つに分かれて戦うことになった。
壮絶な戦いがはじまった。 これはどうぞ劇場でご覧ください!
いやはや、もはやアベンジャーズが軍団を組めば、向かうところ敵なし、
これではアクション映画は作れぬと思ったが、仲間割れさせて戦えば、
強対強で凄い戦いになる。
さらにサービスなのか、あのスパイダーマンまで登場・参戦させる始末、
さすが、マーベル・スタジオとウォルト・ディズニー・スタジオさん!
本当に金儲けが旨いですネ。
監督はアンソニー・ルッソとジョー・ルッソの兄弟
あらためてキャスト紹介、スパイダーマン(トム・ホランド)
キャプテン・アメリカ (クリス・エヴァンス)、ホークアイ(ジェレミー・レナー)、
スカーレット・ウイッチ(ポール・ラッド)、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
ブラック・ウイドウ(スカーレット・ヨハンソン)、ローズ(ドン・チードル)
内容は荒唐無稽だが、なぜか見てしまう映画だ・・
コメント
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