先日、TV番組「徹子の部屋」にゲスト出演した、字幕翻訳の第一人者、
戸田奈津子さんが(ショーン・コネリー)の大ファンで、特にFinding
Forrester 「小説家をみつけたら」 '00 が大好きな映画と絶賛して
いた。 という訳でこの映画に一言。
ジャマール(ロブ・ブラウン)はNYブロンクスの高校生に通う黒人青年、
バスケットが旨く一目置かれていたが、実は本が好きで文才もあり、
こっそりと小説を書いていた。
古いアパートの窓から望遠鏡で、通りを眺めている怪しい老人がいた。
正体を探るべくジャマールは部屋に忍び込むが見つかり逃げる。その
時に自分のリックを忘れてきた、中には本やノートが入っていたのだ。
翌日、窓からバッグが投げ返された。何と!ノートに書いてあった彼の
文章は全て赤字で添削されていたのだ。
興味を持った青年は何度か部屋に押しかける、
この老人(ショーン・コネリー)は人前から姿を消した伝説的な小説家で
あった。青年は小説の書き方を教わりはじめる。
青年の才能は見事に開花した。しかし学校はブロンクス出身の貧しい
黒人にこんな文章が書ける訳がないと認めなかったのだ。
この辺まではミステリゥス風味で面白い、才能を認めようとしない
教授に(F・マーレイ・エイブラハム)、青年に好意を寄せるクラス
・メートに(アンナ・パキン)、老人S・コネリーとあわせアカデミー
受賞の芸達者を揃えた。
後半はやや消化不良の結末でしたが、まぁ戸田奈津子さんご推薦の通り、
ハートウォーミングな良質作品。
・・未見の方は自宅DVDでゆっくり鑑賞すると宜しいですヨ
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