ファントム/開戦前夜」の コメントを書いていると、どうしても潜水艦映画の
代表各「レッド・オクトーバーを追え!」1990を思い出してしまったので
一言お許しを・・・
正直わたしの好きな映画のベスト10に入る作品、小説も読み、映画も見て、
時々DVDでも見ている。
それから上映された1990年ごろは仕事でよく米国の西海岸に出張して
いたが、その時、ワシントン州のポートエンジェラスの湾に潜水艦を浮かべて
いる、この映画のロケを見た、そんなことで尚更印象に残っているのだ。
原作は(トム・クランシー)さん、この人は筋金入りの軍事オタク、軍関係に深い
コネがあるのか、潜水艦など軍備は設計者レベルの詳細さである。国際関係にも
精通し、戦争シュミレーションの様な作品が多い。「パトリオット・ゲーム」(1992)
「今そこにある危険」1994「トータル・フィアーズ」2002などが映画化されている。
2013年10月1日66才で突然死。秘密を知り過ぎたゆえの変死と噂も立ったほど。
さて冷戦時代のソ連、最新鋭原子力潜水艦「レッド・オクトーバー」が処女航海に
出発した。この艦には「キャタビラー・ドライブ」なる最新装置=無音の推進システム
が装備され敵の海底ソナーに感知されることなく米国首都圏の海岸に近づくことが
出来る。その試験航海としてキューバを目的地として潜航していたのだ。
艦長は英雄マルコ・ラミウス(ショーン・コネリー)である。しかしラミウスは副官
(サム・ニール)、一部士官と共に、この潜水艦を土産に米国に亡命しようとして
いた。
出航後、ソ連海軍首脳へ「亡命」する旨を書いた手紙が届けられた。唖然とする
首脳、ソ連軍は大西洋に船舶数十隻を動員し、追撃を図った。
レッド・オクトーバーは追撃するソ連潜水艦と米国防衛網の艦隊と両方から
追われる立場となったのだ。
しかし、この一連の動きを「おかしい・何かある」と分析するCIA分析官
ジャック・ライアン(アレック・ボールドウイン)がいた。そしてクジラの様なキャタピラ
音を感知した米国潜水艦の凄腕ソナー士・ロナルドがいた。
この二人の活躍でレッド・オクトーバーが何を求めているか、ラミレスの真意を知る。
面白いのが米国安全保障補佐官(リチャード・ジョーダン)とソ連の中米大使
ルイセンコ(ジョス・アクランド)の駆け引きである。
まるで現在の米国務長官ケリーとロシア外相ラブロフとの交渉の様だ。
監督はダイ・ハードをヒットさせたエンターテインメント名人(ジョン・マクティアナン)
コメント
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