昨年2004、イチロー選手が米大リーグ史上年間最多262安打を達成し、
世界中から称賛されました、正に日本人の誉れであります。
さてこの映画、米大リーガーで3000本安打を達成したスタンは
早々引退し、自らに「ミスター3000」というキャラクターを
付け商売に精を出していた。
しかし念願の野球殿堂入は9年経っても果たされなかった。
現役時代からの口の悪さと身勝手さが災いしてのことだ。
そのうち3000本に3本足らなかったとの記録ミスが判明し
野球殿堂入の見込みは遠退いてしまった。
2997打に承服できない彼は、47才にして現役にカムバックし
3000本を目指すことを決心する。球団も話題性と観客増員から
大賛成、野球ファンやマスコミは大いに注目した。しかし年齢と
ブランクは大きく、全く打てない!もはや世間の笑い者となった。
いや面白い!「憎まれっ子世にはばかる」というが如く
彼はチームやマスコミ受けは悪いが一般大衆の人気は絶大。
最近ロートルが現役復帰して活躍するストーリが多い、
これは映画観客数でいかに我々団塊中年世代が大きいかの表れだろう、
昔の恋人と再燃するパターンも多い、これは若く未熟ゆえ別れた
二人が再会し、お互い大人として認め合う事が出来る余裕年齢に
なったということだ。再燃恋人(アンジェラ・バセット)が良い。
主役はコワモテ・コメデアンの(バーニー・マック)
鼻持ち成らぬ身勝手な男が再デビューでチームプレーに目覚め、
チームを引っ張って行く、そして最終最後の打席はワクワクしますゾ、
それは見てのお楽しみ。団塊の野球世代にお進めの1本です。
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