大ハリウッド時代の映画だ!
親分(ジョージ・クルーニー)、代貸(ブラット・ピット)、
若衆(マット・デイモン)、若頭(ドン・チードル)、
世話役(バーニー・マック)、極道の妻(ジュリア・ロバーツ)
代貸の情婦(キャサリーン・ゼタ・ジョーンズ)
博徒の大親分(アンディ・ガルシア)義賊(ヴァンサン・カッセル)
義賊の長老(アルバート・フィニー)、客人(ブルース・ウィルス)
映画「オーシャンズ12」の出演顔ぶれを見て、
昔の東映正月興行映画・オールスター勢ぞろいを思い出した。
昔から東映の正月映画は派手で景気良かった。
しかし、うるさい一枚看板役者の顔を立て、それぞれの出番を
作ってやらねばならず、結果、内容は二の次であった。
(萬屋錦之介)(大川橋蔵)(東千代乃介)(里見浩太朗)
(片岡千恵蔵)(市川右太衛門)(大友柳太朗)(近衛十四郎)
(美空ひばり)(佐久間良子)(三田佳子)など総出演!我々観客も
一家総出で劇場に行き、婆さんから、母、姉、自分までそれぞれ自分の
贔屓を見ては大満足し、あぁ正月だな~と実感し帰宅したものです。
・・古い話で恐縮デス・・・・
洋画でも昔は「史上最大の作戦」'62 で世界の47大スター競演があり、
その後も「大脱走」'63 ,「タワーリング・インフェル」'74など
オールスターものが多々あり、当時ワクワクしたものです。
昨今人気スターのギャラ高騰のためか、そんな映画全く無くなって、
寂しい思いをしておりましたが、この度「オーシャンズ11&12」
で久々、大ハリウッドを感じました。
まぁ!今回もスカッとするよなSTINGを見せてくれるかと思ったが、
ひねりのひねりが多すぎて、少々失速した感があります。
しかし、この手の映画に内容の良し悪しを言っても始まりません。
「顔見世興行・スター勢ぞろい」に価値があるのですからネ、
よって、私は満足でしたヨ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。