原作小説に負けない映画となると、
1)主役の演技力で切り抜けるか
2)小説を旨く創り替えるか、
3)原作の中のテーマを一点に絞るか
4)駄作小説を映画化するかでしょうネ
主演演技力で切り抜けた例では(メリル・ストリープ)が多い様です。
「マジソン郡の橋」’95 R.J.ウイラー原作
(M.ストリープ)と(C.イーストウッド)は中年の恋を旨く演じて,
私の涙を搾り出した。アイオワの風景も良かった。
小説自体が4)だったと言ったら怒られるかな。
ジョン・ファウルズ原作「フランス軍中尉の女」’81監督はカレル・ライス
M.ストリープとジェレミー・アイアンズ主演、二人を同名の映画を創る
映画俳優にして映画中映画の設定に替えて原作と同時進行させた。
これが成功、そしてやはりストリープの力が大きかった。
ウイリアム・スタイロン原作「ソフィーの選択」’82これ大変な名原作だが
監督はアラン・J・パクラ、主演M.ストリープとケビン・クライン、
これでオスカー主演女優賞を獲得する程の迫真の演技だった。
想像を絶する絶望的なアウシュビッツの体験とアメリカでの不思議な生活、
を旨く対比させた。いまでも心に残る作品です。
ま!こんなところで・
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