2008年観た新作ばかりでは、早々ネタ切れになりますので、
2007年観た映画の紹介もさせてくださいませ。
ストーリーを追うのはあきらめた!
いやはや、海賊映画だから言う訳ではありませんが、食べ放題の
バイキング料理を手当り次第食べまくった感じの映画でした。という訳で
「パイレーツof theカリビアン atワールドズ・エンド」に一言
もう私の様な年寄りには このカタカナ題名では、後々リファーするのは
殆ど不可能ですワ、もう昨今の映画界、もはや邦題は付けなくなったのか?
パートⅢは「世界の果てのカリブの海賊」「地の果ての海賊たち」
「カリブの海賊Ⅲ、地の果て編」なる邦題にすべきと思います。
ついでにパートⅡの題名「パイレーツof theカリビアン・デッドマンズ・チェスト」
もひどい!まるで「ジュゲム」だ。すっきりと「カリブの海賊Ⅱ・死者の宝箱」
といくべき。
不思議なことにパートⅠの時には邦題が付いていたんですワ
「パイレーツof theカリビアン・呪われた海賊たち」これならリファーできます。
いずれにせよ私の場合、人とこの映画3部作の話題をする時は
カリブの海賊 Ⅰ呪われた海賊たち Ⅱ死者の宝箱 Ⅲ地の果ての海賊たち
と勝手に邦題してますワ
この映画の最大の売りは、大物役者たちの汚いメーキャップ度でしょうネ
まるで皆で海賊仮装大会を楽しんでいる感じですワ
まず主役のジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の目の隈取りが良い、
まともなのか?頭がおかしいのか?判らないキャラクターに仕上がった。
バルボッサ船長(名優ジェフリー・アッシュ)はあの汚い歯ならびが抜群だ。
幽霊船のディヴィ・ジョーンズ船長(名優ビル・ナイ)、ここまでグロテスクに
タコ人間になってしまったら、なにも名優を使わなくても良いと思うが。
ターナー(オーランド・ブルームさま)の父親・靴ひものビル(スエーデンの
名優ステラン・スカルスゲールド)はサザエ漬け状態で哀れの極み。
そして今回初登場の黄竜船長(アジアのスーパースター チョウ・ユンファ)
これユンファ?と気が付かなかった、最初(伊武雅刀)かと思ったほどです。
特にほっぺたの傷は強烈ですネ。
中国上映の時、彼の悪党シーンは大半カットされているとの噂。
とにもかくにも私にとってストーリーは「Ⅱ死者の宝箱」あたりから良く
判らなくなってきていた、死んだり、生き返ったり、ヴードウ経の女預言者が
意外にも主犯だったり、もうこの「Ⅲ地の果ての海賊たち」になって一層不明。
もうジェリー・ブラッカイマーさんが指揮すれば、内容そっちのでけ、見せ場
さえ作れば良いのだろうと、ストーリーを追うのはあきらめた次第。
なんといってもその見せ場は、十戒の海裂けに劣らぬ大スケールの海の大渦に
飲み込まれる二つの船の帆の上での大チャンバラ活劇、一見の価値はあります。
モルツさんのダイハード4評と同様、究極のCG&SFXの進化の賜物と
言えましょう。
横を向いたら、女房が軽いイビキをかいていた、ふむ~この手の映画は
一人に限りますネ。
最近のコメント