ハリー・ポッター2 秘密の部屋 2002 米国

雪もちらつく寒い朝、7時半、会社通勤路で小学生の男の子、女の子
数人がたむろしていた。なんだろう？　なんと！9時開場9時半開演
の「ハルリィ～・ポォラ～」の映画館の入り口前であった。
ここ普段は人も近寄らぬ荒れ果てた映画館なのですヨ。

白状しますと、実は私、前作「ハリーポッターⅠ」を観てないのです。
映画瓦版メンバーとして、誠に恥ずべきことですが。

当時、娘と娘の友達を引き連れて映画館には行ったのです。
行列に加わり入場を待った。切符切りのおね～さんから「これからの
お客様は立ち見で～す！」娘達はヒソヒソと相談　立つ？待って座る？
見ヨ見ヨとなった。ちょっと待ってくれ！1800円も出して立観など
ごめんだ、それに腰に苦る　Gives　up　一人寂しく映画館を
立ち去ったのです。そんな因縁で未だ観ていなかったのです。

本も読まず、前作Ⅰも観ずのHandy-capを背負いながら新作Ⅱを観た。
ふむ～　ふむ～　この映画の感想は恐ろしくて言えない。

世界のベストセラー原作、世界の子供が待ちに待った映画、
世界的な絶賛、プレミアムを観にロンドンまで飛んだ日本人もいた。
そんな社会現象の中　この映画を批判なんて・・・怖い　　
2
やはり瓦版メンバーとして白状せねば・・・Mailゆえ
石も消しゴムも飛んで来まい。
最後までこの映画の世界に入り込む事ができませんでした。
劇場の中の暖房で暑かったせいもあるのでしょうか？　やや苦行の域　
本も読まず　基礎知識もなく　背景も知らない私のせいか？　
映画とは普遍のもの　それ自体で独立して面白くなければならないはず。

しかし、まるで他人の家庭の内輪ビデオを見せられている感じだった。

とぼとぼと家路を歩く、何故だ？　普段から内容無きアクション映画
ばかり見ているせいか？　男女のどろどろ裏切り映画ばかり見ている
せいか？

思うに、淫乱邪悪な心を持った私の様なマグル(人間）には
秘密の部屋の扉はついぞ開けてくれなかったのだろう・・・・