世界規模の大ベストセラー「ハリー・ポッター」がいよいよ映画化された。
世のマスコミは映画化をセンセーショナルに取り上げ、世界待望の映画化
と宣伝し、観客が行列を作って劇場に並ぶシーンをTV報道している。
こんなに大話題なのですが、正直恥ずかしながら、この本読んでもいない
し詳しく知らなかったのです。しかし映画ファンとして映画は観なければ
ならないし、その前に予備知識としていろいろ調べねばなりません。
その結果いろいろ判った。原作者は英国の女性作家(J・Kローリング
ジョアン・キャサリン・ローリング。ジャンルはファンタジー小説である。
英国といえばファンタジー文学のメッカである。J・R・Rトルーキンの名作
「指輪物語」=「ロードofリングス」
C・Sルイスの名作「ナルニア物語」があるが、いずれも1950年代の作品で
二人ともオックスフォード大やケンブリッジ大の文学者であった。
「ハリー・ポッター」の作者J・Kローリングさんは学者でなく、生活が
困窮のシングルマザーだったと聞き驚いた。正にイングランドドリーム
ではありませんか?今は印税で億万長者になりました。正に現実は小説
よりファンタジーでありますネ。
というわけで劇場に行きましたが、何と満席で座れずギブアップ、その後
機会を失い、「ハリー・ポッター2秘密の部屋」の後にDVDで「賢者の石」
を観た次第であります。それにしても原作者英国人、舞台英国、役者英国人
特に脇役が英国の名優ばかりなのに製作は米国作品とはネ?
孤児のハリー・ポッターはホグワーツ魔法術学校に入学した。正に英国風
エリート寄宿教育である。実際にオックスフォード大学で撮影された由、
その雰囲気をたっぷり感じました。それにしても当場人物が多く、これは
本を読んで人物の名前とキャラクターを知って映像として確認するための
映画であると思いました。 読まぬ私は着いていけませんでした。
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